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お馬流しとは、1566年から夏の厄霊祓いの行事として今にかけて行われる行事の一つである。お馬流しのお馬は、頭は馬の形をしていて、胴体は亀の形をしていて芽で作る置物みたいなものである。旧本牧にあった6箇所の村には、6体のお馬が奉られており、神船に乗せて海の沖へと流した。この時のお馬には村の悪霊が付いていると言われ、また村の民間人の災難や病などを海へ流すとも言われている。海へと流したお馬がまた戻ってくると不吉なことが起きる前触れとも言われ民間人は怯えていたと言う。そして、関東大震災が起きた1923年とともにお馬6体が陸地へと戻ってきたのである。また、今でもこの行事は毎年夏になると行われ続けている。お馬流しの由来は、鎌倉時代まで遡るが当時あった和田山(現在の港南区)と言われていた軍馬の放牧地であった頃、死んだ軍馬を海へと流していたのが説である。また、当時は病気や災難が続いていた為その悪霊を振り払う為に行われていた。お馬は、御魔として邪心を流すと言う説もある。お馬流しの「舟小屋跡地の由来石碑」が現在の本牧元町にある貨物列車駅「横浜本牧駅」の傍に建っている。 |
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