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横浜天主堂跡
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ここにかつて横浜天主堂が存在した。1857年(安政4年)にパリ外国宣教会から日本管区長代理で指名された通訳としてジラール神父が1860年(万延元年)に横浜居留地80番地(現 山下町80)聖堂建設所有地の借地権を取得した。当時の横浜はまだ禁教であったが、外国人居留地内では教会建設は許されていた。1862年(文久2年)1月12日に横浜開港後の日本で初めてキリスト教会が建設されたのがここであった。その当時は、居留外国人への布教活動に力をいれていたという。教会はその後1906年(明治39年)に山手へ場所を移す。それが現在の山手カトリック教会の始まりである。1962年(昭和37年)横浜に天主堂が出来た日を日本におけるキリスト教再建の日とし、その100年後に記念として天主堂跡に記念碑が建てられた。キリスト像の土台のレリーフには当時の横浜天主堂が模られている。レリーフを見れば当時の横浜天主堂の風景が分かるだろう。 |
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