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JR根岸線「関内駅」下車、横浜スタジアムの方へ徒歩約1分。横浜市役所の脇に建っている。 |
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JR根岸線の関内駅付近に立っている「港町魚市場跡」の石碑は、当時1871年に高島嘉衛門が市場開設の許可を得て、1874年に船便には最適の場所といってもいい港町で生鮮食品などを扱う市場を開設した場所でもある。そして、1931年に今現在石碑が置いてある横浜市中央卸売市場に設置した。その当時から横浜は港町として適していたのだろう。また、その周りには、現在の繁華街とする伊勢佐木町や、駅の西側には、商業地区などがあり、「港町魚市場跡」の石碑の隣には「港町魚市場を偲ぶ」と書かれた説明書きが建っている。横浜は元々半農半漁の寒村であったためその土地に魚市場を設けたとも見られる。開国後も外国との貿易が盛んになっていったため色々な物品が輸入されてきたと同時に魚市場も繁盛していった。
<高島嘉衛門> 横浜港開港や、当初の新橋から横浜間の鉄道建設にも貢献した人物である。また、初代総理大臣だった伊藤博文とも親交があり、民間人では初めて明治天皇に銀杯を頂戴した一人でもある。今では、「高島町」や「高島台」など高島嘉衛門の名前に因んだゆかりの地が横浜に数多く残っている。 |
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