交通手段:みなとみらい線「馬車道駅」6番出口約2分。
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歴史的建造物の多い横浜だが、数ある建物の中でも横浜最後の古典主義建築として有名なのが日本郵船歴史博物館である。関内大通りをひたすら海方向へ歩いて行くと、この建物に突き当たる。元々は日本郵船横浜支店として1936年(昭和11年)8月に竣工した。ギリシャのアテネにあるパルテノン神殿を彷彿とさせる華麗な外観を持ち、大オーダーと呼ばれる、2階部分まで貫くコリント式の円柱が16本並んだ姿は実に壮観である。日本郵船の創立は1885年(明治18年)9月29日、創業は同年10月1日となっており我国海運業の草分け的な存在で、山下公園に係留されている氷川丸を所有していた会社としても知られている。氷川丸は埼玉県の氷川神社から名前を授かり、その流麗な船型で「北太平洋の女王」と呼ばれた。かの喜劇王、チャーリー・チャップリンや秩父宮ご夫妻が乗船して話題になったこともある。第二次大戦中は日本海軍の病院船として活躍し、戦争が終わると今度は復員船に姿を変えた。戦火をくぐりぬけた数少ない船であり、2003年(平成15年)11月に横浜市指定有形文化財となっている。博物館内には、この氷川丸の他にも日本郵船が誇る様々な船舶の資料や、外国航路の船旅が華やかなりし頃、帝国ホテル式か郵船式かと言わしめた、当時船内で出されたディナーメニューの再現等が展示してあって船好きならずとも楽しめる。現在、日本郵船横浜支店は2階のフロアにオフィスがあり、日本海運業のリーダーシップを取り続けている。
名前の由来
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尾上町
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神奈川運上所跡
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旧 横浜正金銀行
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レストラン
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カネの橋
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ガス灯
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近代街路樹
馬車道
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写真開祖の地
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公衆トイレ
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太陽の母子像
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横浜毎日新聞
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旧 生糸検査所
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電気発祥の地
郵船歴史博物館
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港町魚市場跡
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中居屋重兵衛
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三井物産横浜ビル
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ベイスターズ-煌-
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伊勢佐木町
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街灯点火の地