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現在の横浜地方検察庁入口に石碑が建っているが1869年(明治2年)にこの場所で横浜電信局と 東京電信局間の初めての電報が始まった。それまでは、ろうそくに火を灯してランプの明かりで日々を過ごしていた人々にとっては紙に書かれたメッセージが電信線を通って相手に伝わるということは信じがたいことであった。当時の人々には珍しいものであったので何かの魔法かと思い石を投げたりする人もいたほどである。また、不気味に思えたのか電信線を切断する人も多く技術者の手を負っていた。当時使われていた電信機は指字電信機というもので円盤に文字が書かれたものに取っ手が付いておりそれを動かしながら相手と通信する電信機であった。 |
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